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“ミナミ混載便”とは? チャーター便や路線便と賢く使い分け!

輸出入貨物の国内輸送を得意とするミナミが、荷主様や通関事業者様へお届けする“運送お役立ちコラム”。

今回のテーマは「ミナミ混載便」です。
「小ロット〜中ロットの貨物を安全にリーズナブルに運びたい」荷主様はぜひご一読ください。

混載便とは?

混載便は、1台のトラックに複数の荷主様の貨物を積み合わせて輸送するサービスです。

貨物量は小ロット〜中ロットに適し、貨物量と輸送距離に応じて運送料金が決まります。

積み合わせる貨物は、集荷エリアと配達先エリアがだいたい同じ貨物です。

例えば大阪市周辺で集荷し、福岡市周辺で配達する作業を、1台のトラックで順次行っていきます。

では、どんな荷物・どんな場合に混載便を利用するのが良いのでしょうか?

混載便のサービス内容や利用条件等は運送会社により多少異なりますが、一般的に、混載便のメリットは【運送料金が安く、安全性が高いこと】、デメリットは【細かい日時指定ができないこと】とされています。
これらは、チャーター便(貸切便)や路線便(ルート配送)との比較によるメリット・デメリットですので、それぞれ違いを見ていきましょう。

チャーター便 or 混載便

チャーター便は、お客様の指定場所・指定時間に集荷・配達をするサービスです。

急ぎ&時間指定が可能なのはチャーター便

混載便は複数の配達先を回るため、細かな時間指定はできません。対してチャーター便は「必ず朝9時までに届けてほしい」といった時間指定が可能です。集荷・配達のドライバー情報が事前にわかるため、急ぐ場合はチャーター便がオススメです。

→こんな場合はミナミ混載便!

トラックを貸し切るほどの貨物量ではない

運送料金を抑えたい

急ぎではなく、細かい時間指定の必要もない

※ただし、デリケートな商品(美術品や壊れやすいもの)や高額商品は、物量に関わらず、安全性が最も高いチャーター便をオススメします。
※トラック1台満載するほどではなくても、まとまった量がある場合は、チャーター便のほうが安くなるケースもあります。

★ミナミ混載便は「納期確約!」

ミナミの混載便は、集荷の翌日配達が基本です(エリアによっては翌々日)。 「朝9時まで」といった時間指定は不可ですが、配達日とおおよその時間帯は確約できますので、安心してご利用いただけます。

路線便 or 混載便

「路線便」も混載便の一種ですが、予め決まった路線(ルート)を巡回して貨物を輸送するという特徴があります。ヤマト運輸や佐川急便をはじめとする路線会社が運営しています。
(宅配便はBtoC、路線便はBtoBの輸送がメイン)

運送料金は路線便がよりリーズナブル

路線便はシステム化されたルート配送により、運送コストを抑えて効率的に輸送します。混載便と比較しても路線便の方が安いので、コスト最優先の場合はまず路線便を検討すると良いでしょう。特に1ケース単位の小ロットの場合、費用効率は路線便が抜群です。

貨物のサイズや形状など融通が効くのはミナミ混載便

路線便を利用できるのは、サイズ・重量・物量などが制限内に収まる貨物のみですので、長尺物・大型物・重量物、中ロット以上の物量には適しません。その点、混載便はある程度融通が効きます。
また、路線便は梱包必須のためパレット積みのままでは発送できませんが、混載便は対応可能です。

安全性、確実性はミナミ混載便のほうが高い

路線便は複数の中継拠点を経由し、その都度、別のトラックに貨物を積み替えます。積み替え回数が多いため、貨物の汚れや凹みなどのダメージリスクも増えてしまいます。また、どこかの拠点で残貨されて翌日の便に回されることもあります。こういったリスクに関しては混載便のほうが安心と言えます。

※混載便の場合、積み替えの有無は運送会社によって異なります。

→こんな場合はミナミ混載便!

ある程度まとまった貨物量がある

路線便では対応しないサイズ・重さの貨物を運びたい

パレット積みのままで運びたい

積み替えによるリスクを避けたい

ミナミ混載便は「積み替えなし」

ミナミの混載便は集荷エリアから配達エリアへ直行します。輸送途中の積み替えがないため低リスクです。また積み込み時、必要に応じてクッション材等で緩衝処置を施しますので、パレット積みや簡易梱包の貨物も輸送可能です。

まとめ

以上のように、チャーター便にも路線便にもそれぞれ得意分野があり、長所がありますので、時々のニーズによって上手く使い分けたいものですね。

今回取り上げた「混載便」は、運送料金が手頃で、貨物の種類や物量に幅広く対応し、基本翌日配達と、使い勝手の良い輸送サービスです。

改めてまとめますと、下記に当てはまる場合はミナミ混載便がオススメですので、ぜひ検討してみてください。

【貨物量】

路線便で運ぶには多いが、チャーター便を利用するほどでもない。(小ロット〜中ロット)

【料金】

安全性も確保した上で、できるだけ料金を抑えたい。

【納期】

急いではいないが、いつ着くかわからないのは困る。せめて配達日は確定しておきたい。

【貨物の形状】

路線便では運べないが、超大型など規格外のサイズ・形状ではない。
パレット1枚分〜梱包せずに運びたい。

【貨物の中身】

繊細で壊れやすい品物や高額品ではない。

関西から全国への混載便は
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