受付時間 8:00~17:30(月~金)
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号
アジア太平洋トレードセンタービル(ATCビル)ITM棟3階E-3D

路線便のイイトコ取りをかなえる「路線会社アレンジ便」とは?

輸出入貨物の国内輸送を得意とするミナミが、荷主様や通関事業者様へお届けする“運送お役立ちコラム”。

今回のテーマは【路線便】です。

路線便はヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸など「路線会社」と呼ばれる大手・中堅の運送会社が手がける法人向けの貨物輸送サービスです。

路線便の魅力は、何と言っても運送料金の安さ。
貨物が路線便で運べる条件内であれば「配達納期は急がないので安く運びたい」場合にぴったりです。

とはいえ、路線便はシステマティックな分、あまり融通が効かないため「不便な点や不満もある」という荷主様もいらっしゃるのではないでしょうか。

不便な点としては
・梱包して送り状を貼った状態の荷物でないと受け付けてくれない
(だから港湾での集荷や送り状貼りなどの付帯業務は別に手配しないといけない)
・時間厳守のため、輸入貨物の着荷遅れやデバン待機が発生した場合、待ってくれない
など、路線便の利用条件・規定に関することが多いかと思います。

不満としては
・集荷時に荷物が破損していても、余程でないと連絡をくれない
・大幅に配達が遅れた時、問い合わせても回答を待たされることが多い
など、何かあった時の連絡対応が主ではないでしょうか。

これらは、効率重視の路線便においてはある程度仕方のないこと。ですが、諦める必要はありません。

ミナミの「路線会社アレンジ便」なら、窓口一つで路線便が対応しない範囲もカバーできる上、案件ごとに最適な路線会社選び〜何かあった時のサポートまで丸ごと任せられるので、安心して路線便を有効活用することができます。

路線便の不便・不満は諦めずに「路線会社アレンジ便」で解決!

ミナミの「路線会社アレンジ便」は、路線便と競合するものではなく、また単なる路線便手配サービスでもありません。
大手(路線便)だからこそ出せるコストメリットと、小規模(ミナミ)だからこそ可能な細やかで柔軟なサービスを、窓口一つでお客様にご提供するサービスなのです。

「コスト面でどうしても路線便を利用したい」
しかし
「どの路線会社が良いのか、よくわからない」
「路線便に頼めない部分を別途手配するのは面倒」
「何かあった時、こちらの立場を考えて親身に対応してほしい」

そんなお客様にご好評を頂いていますので、ご興味があればぜひご一読ください。

路線便のイイトコ取りをかなえる「路線会社アレンジ便」とは?|ミナミ

以下、「路線会社アレンジ便」で弊社が提供するサービスについて詳しくご案内します。

①路線便が対応できない“痒いところに手が届く”サービスをご提供

路線便の条件に合わない集荷に対応。付帯業務もお任せいただけます

路線会社は基本的に、送り状が貼られた貨物でなければ集荷しません。
ミナミの「路線会社アレンジ便」は、送り先ごとの仕分け・送り状貼付にも対応しますので、港湾や空港(※)に着荷した輸入貨物をすぐに発送したい場合や、遠方の倉庫やお取引先様などにある仕分けがされていない貨物の集荷もお任せいただけます。(ミナミの車両で集荷し、路線会社の営業所まで運びます)
また輸入貨物については、港湾・空港での待機にも柔軟に対応し、お客様のご要望に応じて通関業務代行も承ります。

(※)主に関西エリアの港湾・空港に対応しておりますが、その他エリアもご相談ください。

集荷時、貨物ダメージがあれば簡易補修し、ご報告

特に混載輸入の貨物は船の揺れなどでダメージ(外箱の破損や汚損など)を負う場合があります。貨物状態を直接チェックできない荷主様はご心配かと思いますが、ミナミは集荷業務の一貫としてドライバーによる目視チェックを行っています。チェックだけでなく、目立つダメージを発見した際は可能な範囲でテープ補修し、写真を添えてお客様へご報告します。

②お客様ごと・案件ごとに最適な路線会社を手配

一口に路線便といっても、路線会社によって優位点は異なります。各地方に強みをもつ路線会社も多数ありますし、全国規模の大手でも料金優位、確実性優位、貨物重量優位などさまざまです。
それらを把握して使い分けることが肝心なのですが、荷主様がご自身で時と場合に応じて手配するのはなかなかに大変です。
その点もミナミの「路線会社アレンジ便」なら電話一本でOK。貨物要件とご要望をお伝えいただければ、弊社が最適な路線会社を選んで手配します。

③トラブル発生時の煩わしい対応もお任せ

ミナミの仕事は路線便に引き継いで終わりではありません。
例えば、大雨や大雪で路線便に大幅遅延が発生した場合や、貨物紛失などのトラブルが発生した場合、弊社から路線会社へ問い合わせ、調査・説明を求めます。お客様から問い合わせるよりも比較的スムーズに判明・解決するケースが多いです。

路線便を活用する上で知っておきたい、路線便の仕組み・特徴

話が後先になりましたが、路線便の仕組み・特徴についてざっとご説明して今回は終わります。

路線便の仕組みを知ることで、路線便の料金が安いワケ・融通が効かないワケにも納得がいくと思いますし、弊社の「路線会社アレンジ便」が生まれた必然性もお分かりいただけるかと思います。


路線便の特徴は、大規模な路線網により効率よく大量の貨物を輸送するシステムにあります。
路線網は数多くの拠点(営業所・荷扱所)で繋がっており、ルート上の中継拠点で貨物を積み替えながら配達先の最寄り拠点までリレー輸送し、そこからまた別の車で配達先へ向かいます。

システム化によるメリットもあればデメリットも

効率的に大量の貨物を運ぶため、また安定したサービスを提供するために、各路線会社は予め諸条件(貨物条件、集荷条件、梱包条件、受付時間など)を定めています。
また、1つのことが多くに影響することから、個別に柔軟な対応を必要とする、またはリスクを伴うサービスには消極的です。貨物の仕分けや送り状貼付といった付帯サービスを提供しないのも(一部例外もありますが)、あえてのことなのです。

とにかくシステム化、平準化に秀でているのが路線会社なんですね。
路線便の最大のメリットである安価な運送料金も、そのおかげで成り立っています。

反面、荷主様にとってデメリットとなりがちなのが、中継拠点での積み替えです。
積み替えがあることで、納期の確実性、貨物の安全性はどうしても低くなります。
積み替えによるリスク軽減策としては、荷主様側の備えが基本となります。配達納期に余裕を見ておく、安全に輸送できる梱包状態にしておく、などです。

そして、ミナミがお役に立てるのは、トラブル時の問い合わせや調査要請といった対応です。
異常気象著しい昨今、大雪などで通常起こり得ない大幅遅延も実際に起こっています。
そんな時は現場も混乱しており、問い合わせても満足な回答が得られないなど、お客様に多大なストレスがかかり、また度重なるやりとりで業務に支障をきたす恐れがあります。
荷主様が本当に困惑するのは、想定外の事態が起こった時のやりとりなのです。

そのような場合もミナミがお客様窓口としてしっかり対応しますので、路線会社との直接取引に比べると煩わしさも軽減されますし安心していただけるでしょう。


ミナミでは、「路線会社アレンジ便」の他に「飛行機アレンジ便」や「鉄道アレンジ便」もご提案しております。もちろん、自社便(チャーター便、混載便)もございます。

お客様のご要望に合わせて最適な輸送手段をご提案いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

お客様のニーズに合わせた貨物輸送は
“痒いところに手が届く”ミナミへお任せください!

お問い合せはこちらから

関連情報

ページ上部へ戻る